有田焼　文化勲章受章作家　青木龍山作　油滴天目茶盌

佐賀県から初の文化勲章受章者となられた青木龍山作の天目茶碗、油滴天目茶盌です。

染付や染錦といった古伊万里の流れをくむ作品が多い有田焼ですが、その中にあって天目を追求する青木先生は異端児とされたこともあったそうです。
しかし、その道を極め、それまでは人間国宝（重要無形文化財保持者）は多数輩出してきた有田において、それまで誰も到達できなかった文化勲章という最高の栄誉を与えられるに至りました。

油滴天目茶碗は中国で南宋時代に建窯で焼かれた建盞の中でも、曜変天目に次ぐ名作と言われています。

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